Paris s'éveille! -パリ、刺繍職人への道-

アラフォーでフランス・パリに刺繍留学。現在はパリのアトリエで働く刺繍職人。アトリエのこと、パリの日常生活、おすすめのレストランやパティスリーなどについて綴ります。

チュールを修復するのに使うもの

“チュール”は刺繍をするときにとてもよく使いますが、もし刺繍しているチュールに穴が開いてしまったら!?

何を使って修復すると思いますか?


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答えは

Fil de cheveu

そう、髪の毛です。(Fil de cheveuで髪の糸という意味になります)

え!?髪の毛?と驚くと思いますが(私もびっくりしました)、なぜ普通の糸を使わないのか。

それは、普通の糸はくるくると2本の糸がよられて1本の糸になっています。
しかし、チュールはこのよった糸を使っていません。
そこで、髪の毛を見てみると・・・・よられていない。
そうスパイラル状になっていないんですね。
しかも髪の毛はけっこう丈夫。

というわけで、チュールを修復するときは普通に髪の毛を使うそうです。

刺繍を始めたばかりのころは、何度もやり直していたらシルクの布に穴があいちゃったとか、誤ってハサミで切っちゃったとか、いろんな失敗があるものです。

いざという時に、修復方法を習っておくのもいいかもしれません。


ただ、上手に髪の毛でチュールを修復するには、これまた技量がいりそうですが・・・・。



P5120596_convert_20151024205735.jpg
チュールを使ったオペラ座のバレエの衣装。素敵すぎる~いつ見てもうっとりしちゃいます(´艸`*)



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